2012年7月3日火曜日

鯵の気持ち

   よくもこんなにいるもんだ・・・と、思います。ラウラウの鯵。
これでもまだ小さい玉で・・・多い時は「壁」になるんです。これは「玉」
鯵玉です。大きくなると「鯵壁」になるんです。

   今日もお天気がイマイチで・・午後4時過ぎにカシラのお仕事が終わりプライベートダイビングを致しました・・・最初は「ウイング」狙ったんですけど、上げ潮の時間・・・やや沖の波が高くなっているので止めて、無難にラウラウへ行きました。まぁ~久しぶりのラウラウでした。
でもやっぱり、ラウラウに着いた時は晴れましたよぉ・・・でも夕暮れでしたけど・・・

   アチキはここの場所で鯵を見ているだけでお腹がいっぱいになったので?満足なんですが、まぁちょっと沖にでも行ってみるか・・・と。今日は水深9mの場所に鯵達いました。

   でも沖を目指していると、ロウニンアジが数匹・カスミ鯵が数匹、鯵がいる方向へ泳いで行くではありませんか・・・
(もしや、捕食?)見てみたい。どうゆうもんか見てみたい・・・目の前で鯵を食べるロウニン鯵・カスミ鯵・・・って、「鯵が鯵を食うんかぁ」仲間を食べたらダメでしょ・・・
スレートに「鯵の所へ戻る」と書き、カシラに見せる。カシラはスレートにもう少し行くと「クマノミがいるんだけど、鯵行く?クマノミ行く?」と書いてきた。「クマノミ」と書き、行ったわけですが・・ハナビラクマノミでアチキの宿敵「変顔」をしてくれるダスキーアネモネフィッシュじゃなくてちょびっと残念。でもちょっと分かりますか?口開けてるの・・・クマノミで口を開けたのは見た事がなかったので・・・・

少し見ていて、鯵の所へ戻りました。するとですね・・・

「鯵玉」は「やや鯵壁」になっていました。実はこの写真よりも周囲には沢山の鯵の玉があり、だんだんとまとまっている感じに・・・しかし!やはりいたいた!ロウニン鯵が数匹とカスミ鯵が数匹。襲っているんですよね。
じーっと見ていました。そこでアチキは思ったのです。

「自分を食べてしまうかもしれないって思うヤツが自分達の上やその横にいられるってどんな気分なんだろう?」と・・・怖くないんだろうか?と・・

「鯵」の気持ちになって考えてみました。が・・・分かりません。
だから群れに交じって一緒に逃げてみました。ちょっと意外でしたが、実際にカスミ鯵がその群れの中に入ってきました。鯵が向きを変えて泳ぎ逃げます。アチキも一緒に逃げます。実際、カスミ鯵が怖かったです。

それでもって上にはロウニン鯵がいるんです。「怖いわぁ~」初めて鯵の気持ちが分かりました。気持ちが通じたのか?アチキ、鯵に囲まれてしまいすっかり鯵の一員になっていました。そのまま調子にのって、ロウニン鯵やカスミ鯵に追われていました。カシラは珍しいショットだと何枚か写真を撮っていました。鯵の一員になったアチキ・・私は鯵・・・

このまま遊んでいたら、いつかはこのロウニン鯵やカスミ鯵を狙う「サメ」ってゆうヤツが現れるかもしれない。海の食物連鎖は厳しいのだ・・・
そろそろ帰るとするか・・・後ろ髪を引かれる思いはどーして?

エキジットしてカシラに聞いてみた。「どうしてロウニン鯵やカスミ鯵は鯵を追いかけるけど、食べていないの?」と・・「それは俺たちが居たからだよ。ロウニン鯵もカスミ鯵も人間を警戒してる。鯵は俺たちの存在にホッとしてるんだよ」と言った。(それで後ろ髪を引かれる思いだったのか?やっぱり鯵と気持ちが通じたんだな・・・)

タンクを車に乗せて、家に帰るとしますか・・・ってところにローカルの親子がやってきました。

「あの人達は鯵を狙うロウニン鯵やカスミ鯵を狙っているんだよ」カシラは言いました。「ほぉ~弱肉強食だな・・・」でもそう思うと、鯵は「狙われている」って分かっている。狙っているヤツが目の前にいるのだから・・

でもロウニン鯵やカスミ鯵は自分を狙っている人間の存在を知らない。まさか今、狙われているなんて分かっていないし、目の前にいるわけでもない。いきなり海に入ってきて、突然の出来事に慌てふためくわけです。

同じ鯵としてどっちが納得できるやられ方になるんだろう?じっくり、ジワジワか?一瞬の出来事か?本当に弱肉強食とゆう世界は怖いんもんだ。食物連鎖とは厳しいもんです。

しばらくマーケットで「鯵」を買うのは止めよう。と、思った。
(注:鯵と一緒に逃げてみた。この行動は他に誰も居なかったので出来た事ですが、他のダイバーの方がいらした場合は鯵の気持ちは想像だけでお願い致します)

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