2011年10月28日金曜日

アナタハン

   遠くに見える島影。デジカメの望遠を最大にして撮ったものです。実はこれ・・とっても珍しい事で、秋のシーズンになるとごくまれに見る事ができる島なのです。

   この島は「アナタハン(北島)」と言われている島。サイパン島を含む14の島々が「北マリアナ諸島」と言われ、アナタハンはその中の1つです。東西に約12km 南北に約4km・面積31.21平方kmと小さな島です。サイパン島から114km離れています。

   この島、実は火山島なんです。昔は火山島として知られていませんでしたが、2003年5月に大噴火があり、2005年・2007年~2008年にかけても噴火を起こし、今では火山島として知られていて、この島に住んでいた少数の地元民はサイパン島に避難をしています。

   数年前、クラブハウスの近くの政府の宿舎に数名のローカルの方が住んでいました。
生活保護を受けて、細々と暮らしていた家族。でもいつも笑い声が聞こえていました。ある年の5月、クラブハウスの横にある花壇に「ひまわり」の種を植えました。真夏になると、ひまわりの花が一斉に咲き、見事なまでのひまわり花壇ができた時、このローカルの家族がいつも見に来ていました。その家族の女性が「貴方がひまわりを植えてくれたの?」と聞いてきました。「そうですよ」「実は私達、アナタハンからサイパンに来て避難生活を送っているんです。噴火でね、あの島にはいつ帰る事ができるのか分からないけど・・・でもあの島にね、ひまわりが沢山咲いていて、これを見るとね、あの島を思い出して懐かしくて嬉しいの・・ありがとう」と言いました。翌年もひまわりを植えました。私も大好きな花だし、その人達も見られるし・・・でも翌々年にはどこかへ引っ越してしまったけど。

   このアナタハン・・・オーシャンクラブでも縁の深い島。カシラがオーシャンクラブを作った翌年の2000年11月に「アナタハン・ダイビングツアー」をやりました。
前代未聞のツアーだったし、そこに潜ったダイバーはいない(日本人で)状況で、何の情報もない・・・お客様と出発するまでサイパンのラウラウビーチで全ての練習を行い、準備万端で満月の夜に出発しました。ボートキャプテンは信頼がおける、サイパンでも1・2位を争うベテランボートキャプテン。海の状況を全て知り尽くしているローカルの男性。

   早朝にアナタハンに到着して、ダイビング。船中3泊のツアーが終了しサイパンの港に船が着いたのは午後9時。ダイバー達は前代未聞のダイビングツアー成功に意気揚々!港に迎えに行った私が見たものは、達成感溢れるダイバー達の笑顔とアイスボックスの中にある高級魚。今ではアナタハンに行ったショップもあるようですが、やはり当時は何の情報もない未開の海だっただけに、参加者のダイバーの方々やカシラの誇りでもありますね。

   それからアナタハンは噴火をしてしまい、次のターゲットはこのアナタハンから北北東に35kmのサリガン島。ここではジンベイザメにも遭遇しています。潮の流れを読めなきゃ入れないような海。やはりそこは潮の流れの読みに定評があるカシラとベテランのボートキャプテンの判断で穏かな海を満喫する事ができたようです。写真を見ると、帰りの航路・・・
噴煙を上げているアナタハンをバックにみんな笑っている。

   昨日、夕暮れ時に見たこの風景。偶然にも、アナタハンのダイビングツアーに参加していらしたお客様がいらっしゃっていて、一緒に遠くに浮かぶアナタハンをクラブハウスの前の小さな道から見ていました。

   これからシーズン。少しの期間ですが、サイパンからアナタハンが見える事があります

2011年10月23日日曜日

もうすぐハロウィン

   もうすぐ「ハロウィン」
恒例の「ハロウィン・グッズ 買いだし」シーズンとなりました。でも悲しい事に、年々その種類が少なくなっています。サイパン唯一の大型文房具店に所狭しと並んでいたハロウィン・グッズ。ここ数年はどんどんその特設コーナーの面積が小さくなっています。ハロウィン用ロウソクも昔は迷うほどあったのに、今では10種類程。
サイパンの経済と共に消費も落ちて、お店もそこまで仕入れに力を入れなくなっているのでしょう。

   私はハロウィン・クリスマスのシーズンになるとこの文房具店に行っては1~2時間程遊ぶんです。商品の殆どが5ドル以下で買えるもの。因みに、今年は4種類のハロウィングッズを用意しましたが、全てが1ドル99セント。でも毎年こんなものを増やしているので、家にはこうゆうものが段ボールに入っているわけです。

   このカボチャのお化けは玄関のドアに飾っておくものです。コガシラが幼稚園の頃、スーパーで本物のお化けカボチャを買いました。オレンジ色の大きいものです。1個8ドルでした。中をくり抜いて、ステーキ用の先の尖ったナイフで口・目を開けて中にロウソクを立てられるように、下から釘を打ち込みました。ハロウィンの夜は玄関にロウソクの灯りがともったお化けカボチャ・・・なかなか良かったです。でもさすがにサイパン。翌日の朝は既に腐りかけていました。あれが最初で最後の本物の「ジャック オー ランタン」(お化けカボチャのちょうちん)  
   

   これは髪を束ねるゴム。

「ハロウィン バージョン」蜘蛛さんです。これは私のもの・・・これを買った日、コガシラの友人3人が泊まりに来たので「ちょっと!見て!見て!」と言うと「いいねぇ~!可愛い!」と3人のアメリカ人(16歳・17歳)はほめてくれました。日本人よりもハロウィンに関しては敏感だろう・・・と思ったので、自慢したわけです。そう言えば・・・私、彼らにクリスマスの時はサンタの帽子を被っていたのを見せたし、イースターの時はウサギの耳を頭につけて見せたので、内心はアホと思っているかもしれない・・・

   これはコガシラの部屋に飾ってあげたものです。「いい加減にしろ!」と言われるかもしれない・・・と思ったけど、案外喜んでくれました。生意気を言っても、まだガキ?


<正しいハロウィンの過ごし方>

神の力が「無」になる日。地獄からお化けがこの世に出てきてさ迷う日。人間は家でおとなしく過ごす日。でもお化けに仮装した子供達が

「Trick or treat」と声をあげながら家にやってきます。お菓子をあげて帰ってもらうのです。小さな袋にキャンディーやキャラメルやらを詰めて渡してあげるとみんな帰って行くのです。


<間違ったハロウィンの過ごし方>

夕暮れになったら、一斉に家の電気を消して居留守を使うのです。2階建ての家の方々は全員2階に上がります。夜9時頃になると、1階に下りてきてもOK!サイパンではこのような家も少なくない・・・てゆうのが現実。実は、子供達が足で歩ける程、家が集中していない(家が点在している場所が多い為、親が車を出して「この辺りならOKだろう」とゆう判断があるのです)実際に貧富の差が激しい島、キャンディーが用意されている家なのかどうか?親の目で判断しなきゃいけないとゆうのも現実。ハロウィンはもともとヨーロッパの行事。それがアメリカに渡り、日本ではアメリカの大衆文化と思われている部分も多いけど、実はアメリカ人の感覚もあまり定着しているとは思えない部分もあるようです。


因みに数年前、我が家では思いもよらない程、お化けに仮装した子供達が集団で何組も来ました。少量だけは用意していたのですが、どんどんやってくる。冷蔵庫にあったお菓子を小分けして袋に入れて渡すようになり、それも無くなりまたもや冷蔵庫の中にあったオレンジ等を渡し、それも無くなり・・・夕飯用のご飯をおにぎりにして渡したとゆうエピソードがあり、さすがにお化けに変装した子供達はおにぎりを見せられて、思い切りなドン引きを見せたのです。渡す私も「申し訳ない!」と・・・そして翌年は「いつでもかかってこい!」状態でお菓子の小袋を沢山用意しておいたのです。が・・・その年は1組も1人さえも来ない。待てども待てども子供達はやって来ない。仕方なく、お菓子の小袋が入った大きな袋を持って通りの本線に立ち、通って行く車を止めてはお菓子を渡したのです。「ハロウィンになるとあの通りに日本人が出没して、ヒッチハイクのように車を止めてはお菓子を配る」とゆう噂を避ける為にその翌年からは「ばっくれる」ハロウィンとなったのです。


ハロウィンになると「賭け」になる。子供達が来るのなら、お菓子を買って用意しておく事も楽しい行事。でも全く来ないとなると、お菓子を買った事を後悔する。そして処理に困る。コガシラに「食べて!」と言っても、キャンディーやキャラメルを毎日食べる事も惨い話し。


今年のハロウィン「ばっくれ構想」はできている。ガソリン代も高くなったし、物価も上がってハロウィンのお祭りどころではない。とゆうのが親の本音だろう・・・でも大家さんのお孫さんには去年も用意しておきました。フランケン・ジャンクランタン・BOOお化け・吸血鬼の顔のロリーポップ(キャンディー)かなり喜んでくれた。それに見取れて足元の階段に気が付かず、転んでしまったけど・・・今年も何か喜んでくれるようなお菓子を用意しておくつもりです。隣に住んでいる赤ちゃんにはまだ早いかな・・・


  でも子供達にとっては「仮装をして家を廻ってお菓子を貰う」楽しい行事。サイパンの経済に伴ってそのお祭りが年々小さくなり可哀そう。コガシラはもうハロウィンの行事を楽しむどころか、友達と車で遊びに行く方が楽しいようで「ハロウィン?そんなのしないよ」と言うだろう・・・そう思うと、ハロウィンを心待ちにしていた幼年期はサイパンが元気で至る所でハロウィン気分だった。いい時代に育っていたんだなぁ~と思います。

2011年10月12日水曜日

輪廻転生?洗脳?

   玄関の植木鉢。ランの花が咲きました。このランはサイパンの多くの家にある花です。放っておいても花が咲く!って感じで、世話無しで綺麗な花を見せてくれます。

   まぁ~こんな花を人生に例えて個人的なお話をさせて頂きます。私の知人に霊感が強い女性がいまして、夢のお告げがあったような。その数日前に「前世ってあるんかい?」と質問をしたのです。そして彼女から電話があって「夢に出たから伝えるね」と・・・「へいへい」「貴方は結婚まで海外で生まれて暮らしていた日本人女性です。海の近くにいたの。結婚をして日本に来たんだけど、その嫁ぎ先が水産加工会社で社長夫人。そんな夢を見たの。」「へぇ~」って・・・輪廻転生ってゆうのは、数百年後とかじゃないのかぁ?と疑問を持ったのです。まぁ~時には早く現世に出てくる場合もあるとは聞くけど、ちょっと早いんじゃないの?半信半疑とゆうより、殆ど冗談の世界で聞いていました。

   私が好きなマウイ島の風景のポスター・・知人が家に来て、それを見た時に「あれ?前に前世の話しをしたでしょ。貴方はこんな感じの所に住んでいたの」とポスターをさしました。「ん?」(確かにマウイ島に行った時、何故か懐かしく感じた事はあるけど・・・)その知人は「貴方は〇〇さんって名字だったの。多分、その名前だと思う」と言いました。半分笑って、〇〇さん・ハワイと検索をしたら・・・ビンゴでその名前とハワイには強い縁があったようです。「ぎょえぇ~」

   私は輪廻転生を信じているのですが・・・何処まで信じて良いのやら。
前世は結婚後、あまり幸福では無かったらしいので海のあるサイパンって海外に来たのか?もし前世で達成できないものがあるとしたら?現世でその逆をやっているのか?そういえば・・
初めてカシラに会った時「目がクジラみたい。クジラの目だ・・・」と思った事がありました。私は水産加工会社に嫁いだらしい。クジラを?だからクジラがカシラになって復讐をしているのか?って別にカシラと闘っているわけじゃないけど。

   だけど、この輪廻転生ってのは怖いものがある。カシラは村上水軍の末裔なのだ・・・カシラは東京生まれの東京育ちだけど、彼の父親は広島の因島出身なのです。おじいちゃんの姓は「串畑」おばあちゃんの姓は「村上」なのです。彼は村上水軍の血が半分入っているのです。海賊って事ですね。そもそも、彼は高校に行き、大学に行き、企業に勤めておりましたが、学生の頃に小笠原に行きナンパを楽しんで、いや・・・シュノーケルを楽しんでいて海の世界に目覚め、ダイビングのライセンスを取ったとか。やっぱり血は争えない・・・海の人だったんですね。これも魂の何かを感じます。

   ところで!私の前世は何なんだ?知人は「そうゆう気がする」「そんな感じがする」「そう思う」と言う。夢のお告げじゃなかったんかい!この消化不良的な発言からはや2年。ずっと消化できないまま、私の前世は一体何なんだ?とこの頃、思い出したように考える事があります。この消化不良的なモヤモヤ取ってくれぇ!ある種の洗脳です。これ・・・

質よりもネーミング

   「期間限定」なんて言葉に弱いのは私だけじゃないと思いますが、私はこの言葉が付いていれば必ず飛びつくぐらい・・・弱点。でも商品のネーミングに弱いのも事実でございまして・・・・

   昨日、買い物に行きました。野菜を買う為です。
一昨日までセールで1つ1ドル50セントのレタス。(店頭に行って初めて知りました。←日本のように新聞に挟まっているチラシがあるわけでもありません)「今日はセール期間から1日遅れている。今日はダメなのか?」レジに行って聞いてみると2ドル89セントと言われた。それにしても安い方だけど、約3ドル近く出して買う程までに新鮮とは思えないレタスだったので断念。こうゆう時の悔しさって半端じゃない。やっぱり物価が上がっているから、前よりも厳しい目になってしまう。

   めちゃくちゃケチなお話ですが、1軒のお店に行ってネギを買う時でも「まてよ・・もう1軒のお店も行くから・・・そっちの方が安い気がする」実際にここ何年か、100%の確率でこの予想が当たる。その度に野菜の前でガッツポーズをしている。←他の人が見たら何?と思うだろうけど、唯一それを買い物の楽しみとしている。どんな状況でも楽しむ事を忘れないでいると何やらウキウキしてくる。サイパンで鍛えられた勝負の感。いつか、カジノで発揮できるだろうか?日本で競馬で発揮できるだろうか?100円馬券で10万ゲット!みたいな事さえ考えてしまう程にこの能力はサイパンの厳しい生活の中で磨かれてゆく。

   そんな天才的な感を持つようになった私に、このレタスの1ドル50セントが2ドル89セントになる事は耐えられない屈辱でもあるわけです。(そうゆうところで勝負するなよ!って?もっと人生、大きな岐路で勝負しろ!って?)でもその屈辱は買い物のムードを全てぶち壊してしまうのです。でもぉ~昨日はちょっと違ったんですねぇ~

   見ちゃったんですよ。ツボに入ったネーミングのコーヒー。
「HULA GIRL」だって・・私は「Hula」とゆう言葉が大好きなんです。ワインでもそうでした。「Hula O Maui」なんてネーミングのものを見つけた時でも飛びついた。どうして私はこの言葉が好きなのか?さっぱり分かりません。じゃHulaを習ってみるか?と言われると、答えはNoなのに。ディナーショーなんかでやっている腰を振って激しく踊るHulaではなく、真っ白の服を着て満月の下で神様に捧げるような静かなHulaが好き。

   実家のある地元にね、Hula同好会みたいなものがあって、去年の夏まつりにそれが披露されるとかで、見に行ったんです。それほど好きなんです。ステージに立って踊っているのは、私の友人の母親達。「え?」皆さん、若い方で60代・・・友人のお母さんは70代。ビックリした・・・友人は「おばあちゃんが踊るから、子供を連れて見に来たのぉ~」と言っている。これもHulaだし、Hula Girlだ・・・家に戻って母親に「みんな元気だね。Hula見て来たよ」と言うと母は「良かった?お母さんも誘われているんだけど、仕事があるし、書道もやっているし、ハーモニカも習ってるし・・・時間がないから」と言った。(時間があったらやるんかい!)苦笑い。

   でもHulaとゆうものは、体に良さそう。老若男女問わず・・・ご年配の方には体力維持の為にはいいんだろうな。私も60代になったら習ってみようかな。ハハハ、まだ先だけど。って思っているのは甘い考えか?

   話しがそれてしまった・・・・
レジに行ってから、このHula Girlコーヒー100%コナコーヒーと書いてある事に気が付いた。私はコナコーヒーが好き。でもコナコーヒーって本当は高いんですよね。買った値段は13ドル。普通はこれで買えないと思うんですが・・・どうでしょ?
でも100%と書いてある。これが本当なら三流品かもしれない。でも飲んでみたら美味しかった。それなりに・・・レタスの屈辱を晴らしてくれた、愛すべきHula Girl・・・

   因みにパッケージも可愛いでしょ?

2011年10月10日月曜日

タナパグ村のお祭り

   警察官達に誘われて「タナパグ村のお祭り」に行って来ました。お祭りと言っても日本のようにお店が出るわけでもなく、ただビーチ沿いの広場に町内ごとに集まり、トラックの荷台がテーブル変わりになり椅子に腰かけて話しをする。とゆうもの。

   「タナパグ」これはサイパン島の真ん中から少し北方面にある地区。道路を挟んで、海側のタナパグ・山側のタナパグがあります。面積にしたら広い地区になると思います。でも20年前にサイパンに来た時、この地区が島の中で最も治安が悪いと言われていました。島の中でも1・2位を争う治安の悪い場所。ここに家を借りて住むものなら、翌日には家財道具が全て盗まれている。とか、女性が1人でその地区に入るとレイプされる。とか・・特に海側のタナパグは車でも女性1人で行くな!と言われるぐらいの場所でした。警察官の家があるこのタナパグ地区。

お祭りに行く前に警察官から連絡が入り「村長が日本人家族が来てくれる事を楽しみに待っていると伝えてくれとゆう事だったから、必ず来いよ」と・・・「絶対だ!絶対に行かなきゃいけない!」ちょっと重い腰を上げて準備をしました。

お酒と日本食の料理を持って行きました。警察官がいる場所へ行きました。海が見える大きな木の下に警察官とその町内の方々がいました。紹介され、挨拶をして・・・みんな温かく迎えてくれました。子供用にと持っていた日本の小袋入りお菓子。約30個。何故か大人が食ってるし・・・「これは子供用だよ」と言っても「美味しいねぇ~これ」と親指立てるし。「まぁ~いいや・・・」ビールを貰って飲みました。

「これは何のお祭りですか?」と聞くと地元の人達も「ん・・・あまり知らないんだけど、ミサをしてから集まるのよ。」と何の趣旨で行われているのか?あまり分かっていない様子。最後には笑って誤魔化された。こうゆうアバウティーなところがサイパンだし、何か好きだな。
1人がカシラの所に寄って来て「僕の事、覚えてる?」とカシラはしばらく考えていたのですが、彼が「もう随分前だけど、少しだけダイビングショップで働いていた事があるよ。だから俺は貴方を知っている。貴方とは違うショップだったけど、僕は貴方を知っているよ」と握手。またここで記憶力の凄さを知らされる。

警察官が離れた場所にいる小グループを見て「喧嘩が始まるかもしれないけど、大丈夫だからね。僕が止めるから・・・」と言ってくれた。「えええぇ~!!!!」どうやら町内同士の闘争があるようです。こわっ!でもお陰さまで私達がいた時間にはそのような事がどこにも起こらず良かったのですが・・・

「ご飯を取りに行こう!」と言われた。私達がいる場所から遠くに大きなテントがあった。そこに長い行列ができている。ここは町内ごとではなく、タナパグ村全部の人達にご馳走を振舞うテントだったのです。案内されて行くと、周囲に日本人もアメリカ人いなく・・・外国人って私達だけ?でもみんな快くお皿にどんどんチャモロ料理を入れてくれた。このビーチ沖で獲った魚のから揚げ。豚の丸焼&牛の丸焼き(既に骨状態であとかたも無し)紅芋のココナッツミルク煮。両手がふさがって写真が取れなかったけど、テントの屋根からシュロの葉を垂らしたデコレーションがサイパンの雰囲気を漂わせる。自分達の場所に戻り、立って食べる人・椅子に座って食べる人。それぞれだけどみんなで話しをして、笑いあって・・終始笑顔。気持ちがいい。治安が悪いと言われるタナパグとは大違いだった。

お腹も膨れて、海を見ると暗がりの中に小さな子供のシルエット。子供用として持ってきたお菓子を4つ取り、その子供達の所へ行った。「日本のお菓子だけど、食べて」傍にいたお母さんが「ありがとう」と言った。すぐにお母さんは子供に「有難うって言いなさい」すると、3歳程の女の子と4歳程の女の子2人が「Thankyou Lady」と言った。「Lady」なんてサイパンに来て初めて言われた言葉でした。くすぐったいような可愛さがあった。小さな女の子達2人は車の近くで友人達と飲んでいたお父さんの所に駆け寄った。「これ貰ったよ!」と言っている。お父さんは「良かったなぁ~」と言うとすぐに私を呼び止めました。やはり「Lady!」でした。「有難うございました」と・・・するとお父さんの周囲にいた人達も私に「ありがとう!」と言っている。小さなお菓子の袋なのに・・・とっても温かいし、気持ちがいい。

そういえば、数ヵ月前の事。お客様とサイパンの居酒屋さんに行った時、刺身の盛り合わせについていた笹の葉を取って、近くにいた小さな男の子に「笹舟」を作ってあげた事があった。
家族と親戚で来ていたその子は笹舟を珍しそうにして手に取りました。彼のご両親が「凄いね。笹の葉で船ができるんだ・・・」お父さんはその子の名前を呼んで「良かったね。有難うって言いなさい。これは日本に伝わる玩具なんだよ。大事にしなさい」と言っていました。
小さな男の子は照れ臭そうに「ありがとう」と。やはりその子のご両親もおじさん・おばさんも私に「ありがとう」と言っていた。サイパンは貧富の差が激しいけど、ちゃんと親から子供に教える礼儀は日本もサイパンも同じ。世界の文化や習慣が違っても、礼儀は同じ。それを痛感するのでした。

そろそろ帰るとするか・・・町内の皆さんに握手をして別れる。1人の男性が「会えて良かったよ。また会いましょう」とそして私の事を「シスター」と言った。姉になるのか?妹になるのか?分かりませんが、受け入れて貰えた事は確かなようでした。嬉しかった。

サイパンの繁華街は80年代~90年代前半にかけて凄いスピードで観光地化され、近代的な建物もあります。私が来た20年前と比べても凄い速さで街並みも変わりました。でもこのサイパンの経済崩壊と共に所狭しと並んだ建物からお店がどんどん姿を消して、廃墟同然となっている場所も目立つようになりました。このタナパグ村、昔来た事がありますが・・その当時と何も変わっていませんでした。サイパンの雰囲気を今でも残している村です。

<注意>
この記事を読んで、タナパグは大丈夫だと思わないで下さい。たまたま私達も友人になれた警察官がいたから経験できた事でした。車から降りて海でも見ていようものなら何が起こるか分かりません。この地区に入る事はお薦めできません。今でも治安が悪いタナパグと言われている事は変わっていません。

人の縁

   最近、これを強く感じます。去年、25年ぶりにサイパンで再会した方は人生の中でも大きな感動でした。

   でもちょっと笑ってしまうような再会もあるんですよね。まぁ~こうゆう三路線的な人生は全てカシラに起こる事なのですが・・・

3年程前でしょうか?サイパン内にある全てのダイビングショップにある規定ができました。それは「常にダイビング資格証明書・保険証・営業許可書の3つを車に中に入れておくこと」とゆうものでした。それが決まってすぐの事。カシラはそれを知りませんでした。ラウラウビーチでのダイビング後、ビーチに繋がる道の途中でその検問があったのです。その3種の書類は家に保管してありました。湾岸警察官に書類を渡され運転免許証を没収されました。「1週間以内に湾岸警察事務所まで書類を持って来て下さい。来なければ裁判所に出頭する事になります」と言われたのです。その後、カシラは3種類の書類を持って湾岸警察署に行きました。
私もどんな所か?興味もあったのでついて行きました。大きな体のローカル警察官が・・・ちょっと圧倒されました。部屋に通されて、全ての書類を提出。

カシラがNAUIインストラクターカードとコースディレクターカードの2つを出した時、担当警察官が「え!コースディレクターなの!」とカードを取りました。「僕、US NAUIのインストラクターだよ」と握手。そこから何故か和気あいあいとなり、終始笑顔。保険証・営業許可書・資格書類を全てコピーして業務的な処理が終わった後から長かった。これで帰れるはずなの、ダイビングの話しで盛り上がる。

それからとゆうもの、この警察官に会うと井戸端会議状態になるのです。この警官の同僚もいつの間にかお友達になっていました。そしてこの同僚の男性の方。実は我が家に事件が起こった時に駆けつけて来てくれた方だったのです。

時は遡る事、およそ7年程前・・・コガシラの誕生日。週末に友達8人ぐらいが来てお泊り付き、BBQ付きの誕生日会をしたのです。BBQを焼くのはカシラとお手伝いをして下さったお客様。お客様とカシラは飲みながらBBQをつまんでいました。その時、我が家の前の小さな坂道をBBQの匂いを辿りながら上がってくる1匹の豚。成豚です。とても大きい。動物園で見るよりもはるかに大きい。そして怖い・・・BBQの匂いにつられてどんどん寄ってくる。子供達を避難させ、私も逃げ、カシラとお客様で格闘?カシラが携帯電話で警察署に電話。

「BBQ PITにPIGが襲ってくる。すぐに来て欲しい」とカシラはSOS。女性警察官は「え!PIGをBBQするの?それは警察じゃなくて、知り合いの誰かに相談して下さい・・」と答えたのです。「違う!それはPORKでしょ?PORKじゃなくて、PIGなんだよ」女性警察官は笑いを堪え少し吹き出しながら「分かりました。すぐに警察官を行かせます」と言ってくれたのです。でも電話の始めにカシラが「いや、PITじゃなくてPIGで・・・PIGがPITに・・・」と言っていたから何か変だとは思っていました。後で聞くと女性警察官はPIG(豚)をBBQ PIT(BBQ コンロ)で料理をする。と思っていたようでした。このようなPIG・PITが混乱する事件は初めてだったようです。

数分後、4人の警察官が車2台で登場。華麗な手さばきで豚に縄をかけ縛り上げたのです。
周囲の家を廻り、豚が逃げたか確認をしていましたが持ち主が分かりません。豚はパトカーの荷台に乗せられました。そしてカシラに「一旦、知り合いの牧場に入れますが持ち主が見つからなかった場合、貴方が引き取る事もできます。欲しいですか?」「いりません・・・」(当然)「もし持ち主が現れた場合はこちらに連絡をして下さい。」「分かりました」でもやけに警察官は嬉しそうな顔をしています。時はもうすぐクリスマス・・・そしてこの豚。妊娠しているようです。いや・・・考えないようにしよう。と思った事件でした。来てくれた別の女性警察官は私に「ベーコンにしてもいいのに・・・」と言いました。「PORK(豚肉)の料理の仕方は知ってるけど、PIG(豚)の料理の仕方は知らないし・・・」「それもそうね・・」そう言いながら4名の警察官は勇敢に車に乗りこみました。その格闘を見ていた子供達は手を大きく上げて「イエェ~!!!」4人の警察官は子供達に手を振って去って行ったのです。ちょっとカッコ良かった。でもその中にいた1人の警察官が、現在お友達になった警察官の同僚でお友達になった方だったのです。

それが分かり、その警察官とPIT&PIGの話題になり盛り上がったようです。しかしいつも思うのですが、ローカルの方々って驚くほどの記憶力なんですよね。たまにお店で「久しぶり!元気だった?」と声をかけられます。何処かで会ったような・・・「あれからどうしたの?」記憶にある内容を言うのです。それでだんだん思い出してくる。とゆうような状態。いつも驚かされます。

そんな警察官達が「今度の日曜、夜だけど、タナパグ(地区名)でお祭りがあるんだよ。家族と一緒に来て欲しい」と誘ってくれたのです。

2011年10月7日金曜日

怪談話しPART2(妖精か?小人か?)

   1年程前から・・・カシラが変な事を言いだしました。夜中に家の窓(床から天井まである大きな窓)の外で何か小人みたいな人達が集まってザワザワして遊んでいる。と・・・
何を言っているのか?さっぱり分かりませんでした。カシラが夜中までメールをしていた時にそのままソファで寝てしまった日の出来事です。

外から何か小さいモノが動いてザワザワして、楽しそうに話しているような音がする。外から家の中を覗こうとしているような・・ソファから起きるとその音は家から離れて、駐車場辺りを走り木の周辺から聞こえるとか。風の音でもなく、雨の音でもない。何を話しているのか分からないけど、話し声に聞こえる。と言うのです。

先日も夜中までメールをしていて、ソファで寝てしまった時、台所の横のドアが開いたそうです。(体は寝ていて意識が起きている状態だったようですが・・)「あ!誰かが入ってきた!」と思った時、意識も起きたそうです。その時に小さな人達が家の真ん中まで入って来ていて「わ!大変だ!起きちゃった!逃げろ・逃げろ!」と言うような動きをして家から出て行ったと言うのです。

ついに来たか・・・その時が。前からアホだ、アホだと思っていたけど。ついにここまで来てしまったのか・・・私はショックのあまり、笑う事しかできませんでした。

その数日後、私は夜中にトイレに行きました。トイレの便座の上には小さな窓があります。
便座に座りボーっとしていると、窓の外から「ザワザワ・・・」と確かに数人が一斉に話しているような音が聞こえます。その音は外全体に広がります。でも何故かその音がとっても微笑ましい音なのです。風もなく、雨も降っていない。和むような音なのです。「これか・・この音の事を言っていたんだ・・・」翌日、カシラに話すと嬉しそうな顔をして「聞いた!やっぱりそうだろ・・・」と自慢しています。

小人かな?妖精かな?ワクワクです。でもカシラがそんな声を聞きだした頃、隣の家に引っ越しをしてきた赤ちゃんがいます。とっても可愛い男の子です。
「きっと、あの赤ちゃんが連れてきたんだろうね」とゆう結末に終わりました。その子が成長するにつれて小人か?妖精は居なくなってしまうんだろうか?

ずっといて欲しいなぁ~ちょっと不思議なお話でした。

2011年10月6日木曜日

サイパン怪談話し?PART1

   前にカシラが携帯電話の写真機能で「ある場所」で写真を撮りました。
数日後、朝起きるとカシラが私のベッドに入って横で寝ていました。(どうりで寝苦しいと思った)朝食時間「実はさ・・夕べ、携帯の写真を整理していたら・・・場所は分からないけど、暗い所で凄い怖い目をした丸坊主の人が写っていたんだよ。そんな人を撮った記憶はないし。めちゃくちゃ怖い顔だけど、見る?」「絶対に嫌!そうゆうのは悪霊だから、本当は拝んでもらって消すんだよ。ちょっと祈って削除してよ!」私も怖くなりました。「でもそれで私の横に寝ていたわけ?」「うん・・・何か凄く怖くてさぁ~」カシラがそこまで言うとゆう事は相当なもんだと思いました。それを聞いていたコガシラが「見せて!」と興味深々。「凄く怖いぞ・・・」とカシラはそれを出してコガシラに見せていました。

「わっ!何これ!こわっ!」目を大きく開けて私にその恐怖を訴えています。「もうちょっと止めてよ!」私もその空気が怖くなり叫びました。

その数日後、カシラが「あの写真さ・・・よ~く見たら。〇〇さんだった・・・」「はぁ?」
それは知り合いがやっているバーにカシラと飲みに行った時、2人とも飲み過ぎていました。カシラは酔っている手(完全ぶれています)めちゃくちゃに写真を撮っていたのです。その時に写した〇〇さんだったのです。完全ぶれまくれでした。元々迫力&貫禄のある〇〇さんを酔った状態のブレまくりで写真を撮ったら、怖くなってしまったのです。間違っても、〇〇さんにこの事は言えない・・・

しかし、知人の〇〇さんを「心霊写真」のごとく怖がり、以前はインド人が経営しているTシャツ屋さんで故サイババ氏の事を「手品師」と言ったり、失礼極まりない数々の失言・失態に改めて皆様にはこの場をお借りしてお詫び申し上げます。

とんでもない怪談話し騒動でした。

2011年10月4日火曜日

手が出せないもの

   気になるけど生理的に受け付けない。
半年前にこのお菓子を見つけてから、そこのお店に行く度に目には止めています。が・・手が出ない。「納豆海苔餅干」ってきっと「納豆味の海苔せんべい」って事なんでしょうね。ハングルが書いてあるとゆう事は「韓食館」って韓国を意識したネーミングのお菓子なんでしょう。あ!製造国は「中国」です。

   納豆味の海苔せんべい。って?とっても興味があるんだけど、とっても避けていたいものでもあり・・・複雑。お菓子1つでこんなにも長時間にわたり「自問自答」を繰り返した事はありません。89セントと値段も安いので食べて「ゲボッ!」と思った時には遠慮なく捨ててしまえばいいんだけど、既にその展開が見えているのか?手がでない・・・食品問題の多い「中国」ってのも大きな問題ではあるんですけど。前にブログで紹介した「生姜のパウダー」パッケージで意味不明な日本語が書いてあっただけに、このお菓子のハングルもひょっとして韓国人の方々にも通用しないハングルじゃないのか?と思っています。「書きゃいいってもんじゃないんだよ」生姜パウダーの時はマジで笑ったのは生姜の商品なのに「美味 新じゃが」と書いてあった事。だから「日本語を書きゃいいってもんじゃないんだよ・・・」憎めないんだけど、気にいらねぇ~

   今日のサイパン、1日中雲っていまして・・・なんかくだらないブログを書いてしまいそうだったけど、やっぱりくだらない内容になってしまった・・・前回がちょっとシリアスだっただけに、拍子抜け?すみません・・・